富士通エフサスは2010年4月7日、機密情報を保護するためのパッケージソフト「Rightspia for Secure Documents」の販売を開始した。

 Rightspiaは、マイクロソフトの利用権限管理サービス「Active Directory Rights Management Services(AD RMS)」の機能を拡張する製品。AD RMSと連携させることで、Office文書とPDF文書の印刷や閲覧の権限制限を設定できる。このほか、あらかじめ指定したフォルダーに文書を格納するだけで、権限を設定したり暗号化したりする機能や、アクセスログの監査機能も備える。

 RightspiaとAD RMS、ハードウエアのセットの参考価格(税込)は500ユーザーで790万円から。Rightspiaの販売目標は、2012年度末までに6万ライセンスである。