NECビッグローブは2010年4月5日、Twitterに投稿された文章を分析するサービスの提供を開始した。従来から提供してきた、Web上のクチコミを分析するサービス「感°Report(かんどレポート)」の新メニューに加える。NEC中央研究所が開発したデータストリーム処理技術を適用することで、1日あたり約500万件の投稿を解析するという。

 サービス名称は「ツイッターデータ分析サービス」。「モニタリングサービス」と「レポーティングサービス」から成る。モニタリングサービスは、商品名や企業名など、指定したテーマについての投稿を分析する。投稿数、ポジティブな投稿とネガティブな投稿の割合などを日次で集計してグラフで示す。料金は月額10万円。

 レポーティングサービスでは、モニタリングサービスより高度な分析を実施する。話題の発生源を特定したり、話題の波及状況を視覚化したりする。テーマに対する評価が時間を経過するごとにどう変化したかも示す。料金は月額20万円から。