写真1●「PICT RHYTHM」の主要画面。左上がトップ画面、右上が編集画面、左下がプレイ画面、右下がデモ画面
写真1●「PICT RHYTHM」の主要画面。左上がトップ画面、右上が編集画面、左下がプレイ画面、右下がデモ画面
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写真2●「PICT RHYTHM」開発の中心メンバー。向かって左端がリーダーの矢吹通康氏
写真2●「PICT RHYTHM」開発の中心メンバー。向かって左端がリーダーの矢吹通康氏
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 テックファームは、Androidアプリケーション「PICT RHYTHM」を2010年4月1日よりAndroidマーケットで販売開始した。Android端末内のSDカードに記録された画像と音楽を素材に、スライドムービーを制作し、VJ(ビデオ・ジョッキー)に活用できるというもの。Android登載スマートフォンなどの上で、写真を組み合わせ、さまざまな映像効果を施し、音楽を載せて再生できる。

「VJの3要素として、音楽、動画、効果がある。まず音楽は必須。動画はAndroid端末のスペック上厳しいため、写真を使って何かできないかと考えた。写真の上に効果を載せ、うまく切り替えて楽しさ、面白さを出したかった」(開発のリーダー役の矢吹通康氏)。

 開発は、同社内の3名のチームが中心となり、社外のアーティストやデザイン・チームの協力を得て開発した。「プロモーションも兼ねて、開発過程をtwitterでつぶやきながら開発を進めた。ムービーをきれいに見せるため、パフォーマンス・チューニングには気を配った」(矢吹氏)。

 対象機種はNTTドコモが販売するXperia。価格は350円。当面は日本国内向けに販売するが、テックファームでは「世界市場にも出していきたい」(矢吹氏)と話している。