XML関連技術の普及促進団体である「XMLコンソーシアム」は2010年3月26日、3月末で普及促進活動を終了すると発表した。活動が一定の成果を挙げ、当初の目的を達成したと判断したため。同団体は2000年に発足した。10年間の歴史に終止符が打たれる。

 XMLコンソーシアムの終了に伴って、新たに「XMLコンソーシアムコミュニティ」を立ち上げる。目的はXMLコンソーシアムの人的ネットワークを継続させることと、XMLコンソーシアムの成果物を管理することである。

 XMLコンソーシアムには国内の102社が会員企業として参加。会長はIPA/SEC(ソフトウェア・エンジニアリング・センター)元所長の鶴保征城氏。副会長は日本IBMの田原春美氏とインフォテリアの平野洋一郎氏が務めている。