F5ネットワークスジャパンは、同社のセキュリティ・ゲートウエイ製品「BIG-IP Edge Gateway」に、シー・エス・イーの本人認証システム「SECUREMATRIX」と連携する機能を追加したことを発表した。

 BIG-IP Edge Gatewayは、SSL-VPN、WAN高速化、アプリケーション高速化などの機能を備えたセキュリティ・ゲートウエイ。企業の拠点やデータセンターに遠隔地から安全にアクセスしようと考える企業や事業者向けの製品である。

 今回、BIG-IP Edge Gatewayとの連携を可能にした「SECUREMATRIX」は、専用ソフトやトークンを使わずにWebブラウザでワンタイム・パスワードを実現するシステムである。BIG-IP Edge GatewayがSECUREMATRIXの各種サーバーと連携し、遠隔からアクセスしてくるユーザーに対してWebブラウザを使ったワンタイム・パスワード認証を可能にする。

 価格は、BIG-IP Edge Gatewayの最小モデルである「BIG-IP 1600」が448万円から(300ユーザー同時アクセス)。「SECUREMATRIX」のライセンス料は31万円(25ユーザー以下)から。