写真●米AppleでCOOを務めるTim Cook氏
写真●米AppleでCOOを務めるTim Cook氏
[画像のクリックで拡大表示]

 米Appleは米国時間2010年3月12日に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で、同社COOのTim Cook氏への賞与を報告した。2009年に同社CEOのSteve Jobs氏が療養休暇を取っていた間に代役を務めた特別報酬として、譲渡制限条件付き株式7万5000株と500万ドルを授与する。

 同社取締役会の報酬委員会が3月10日に、Jobs氏の勧告を満場一致で承認して決定したという。病気療養のために半年間不在だったJobs氏に代わって日常業務を取り仕切った実績を評価したものと、同社は説明している。

 英メディアの報道(Reuters)によると、3月12日の同社株価(226.60ドル)に基づいて換算すると7万5000株の株式は約1700万ドルに相当し、今回の賞与は合計2200万ドル(約19億9600万円)となる。

[SECへの提出書類1(PDF文書)へ]
[SECへの提出書類2(PDF文書)へ]