米Motorolaは米国時間2010年3月10日、「Android OS」搭載端末で提供する検索サービスと地図情報サービスについて、米Microsoftと世界規模で提携すると発表した。
まずは3月中にも中国向けのAndroidスマートフォンで、Microsoftの検索サービス「Bing」と地図情報サービスを利用できるようにする。WebブラウザにBingのブックマークを用意したり、Bingの機能を備えるウィジェットを提供する。今後販売するスマートフォンのほか、既存機種にもソフトウエア・アップデートで提供する。
Motorolaは、中国Baidu(百度)などの検索サービス企業と提携しており、中国向けAndroid端末ではこうした複数のサービスを提供する。顧客が端末をカスタマイズして、好みのサービスを利用できるようにするとしている(関連記事:Motorola、中国でAndroidアプリ販売サイト「SHOP4APPS」開設へ)
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