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iPhoneやAndroidなどのアイデアを競う「i*deal Competition 2010」、最優秀作2件を選出

星 暁雄=コモンズ・メディア 2010/03/10 ITpro
写真1●Feel Sketchのデモから。色情報を使った2次元バーコードPM-Codeをデコードし、スマートフォン上で表示する
写真1●Feel Sketchのデモから。色情報を使った2次元バーコードPM-Codeをデコードし、スマートフォン上で表示する
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写真2●PM-Codeのビジネス案件と、今後の開発ロードマップ
写真2●PM-Codeのビジネス案件と、今後の開発ロードマップ
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写真3●Smart Shopping で買い物の「リクエスト」を送るイメージ
写真3●Smart Shopping で買い物の「リクエスト」を送るイメージ
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写真4●Smart Shoppingで店舗から寄せられる買い物の「レスポンス」のイメージ
写真4●Smart Shoppingで店舗から寄せられる買い物の「レスポンス」のイメージ
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写真5●自動翻訳電話セカイフォン(仮称)の動作
写真5●自動翻訳電話セカイフォン(仮称)の動作
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写真6●自動翻訳電話セカイフォン(仮称)のソフトウエア構成
写真6●自動翻訳電話セカイフォン(仮称)のソフトウエア構成
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写真7●FICCLeの利用イメージ
写真7●FICCLeの利用イメージ
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写真8●FICCLeの構成。既存インターネット・サービスの情報をマッシュアップし、セマンティック情報を付加してデータベースに蓄積していく
写真8●FICCLeの構成。既存インターネット・サービスの情報をマッシュアップし、セマンティック情報を付加してデータベースに蓄積していく
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写真9●Layered Readingのデモから。電子書籍にひいたアンダーラインを複数のユーザーで共有する
写真9●Layered Readingのデモから。電子書籍にひいたアンダーラインを複数のユーザーで共有する
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写真10●Layered Readingのデモから。電子書籍に「著者からの一言」が重ねて表示される
写真10●Layered Readingのデモから。電子書籍に「著者からの一言」が重ねて表示される
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写真11●最優秀賞2組の発表者と審査員
写真11●最優秀賞2組の発表者と審査員
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 モバイルデバイスに関するアイデア・コンテスト「i*deal Competition 2010」の最終審査会が2010年3月10日、都内で開催された。「i*deal Competition 2010」は三井ベンチャーズとティーガイアが主催し、ソニーと三井物産が協賛・協力している。

 コンテストには、モバイルデバイス、特にiPhoneやAndroid搭載スマートフォンを軸とした新規ビジネスのアイデアが多数寄せられた。この日は最終的に残った5件のプレゼンテーションが行われ、審査の結果、「最優秀賞」が2件選出される形となった。

色情報を使う2次元バーコードで印刷媒体とデジタル・メディアを融合

 1番目のアイデアは、Content Idea of ASIAの小野田達哉氏が発表した「既存紙メディアと最先端スマートフォンが融合する新しいメディアプラットフォーム」。色情報を利用した2次元バーコード「PM-Code」がアイデアの核となる。画像、図などの情報を、小さな2次元バーコードに表現でき、新聞、雑誌、チラシ、ポスターなど紙メディアにコードを印刷することで、紙メディアとデジタル情報が融合する、というコンセプトである。Android搭載スマートフォンの上で動くアプリFeel Sketch(関連記事)を使い、このPM-Codeを解読、撮影画像の上にオーバレイ表示する。一種のAR(拡張現実)アプリである。

 「印刷媒体(新聞)とデジタル・メディアの融合を、スマートフォン上で実現できる」(小野田氏)。「例えば、広告コンテンツを缶コーヒーに搭載することも可能だ。つまり缶コーヒーがメディアになるかもしれない」。「コードに収容できる情報量は100Kバイト以上。HT-03Aでデコードする場合は30Kバイトぐらい」と説明した。携帯電話事業者、新聞社、広告代理店などでビジネス案件が進行中という。

客のリクエストに店が答えて買い物

 2番目のアイデアは、「Neighbors」が発表した「SmartShopping」。既存のEC(電子商取引)サイトは商品を検索して発見するが、それとは別のアプローチを提案するもの。スマートフォンを使い、どのような買い物をしたいかというリクエストを出す。すると、店舗からのレスポンスが返ってくる。その中から買い物をすることで、より自分のニーズに合った買い物を行える、というアイデアである。また、リクエストを送るiPhoneアプリのイメージを見せた。

自動翻訳電話をマッシュアップで実現

 3番目のアイデアは、iplatform.orgが発表した「セカイフォン(仮称)」。スマートフォンで自動翻訳電話を実現する。音声認識にGoogle音声検索、認識したテキストの翻訳にGoogle翻訳、テキストの読み上げにはGoogle Text-To-Speech (TTS)を使うマッシュアップ・アプリケーションである。これらの機能部品を組み込むプラットフォームを作り、2台のAndroidスマートフォンの間で、自動翻訳を利用した会話を可能にした。

位置情報サービスのメタメディア

 4番目のアイデアは、グレップファインドの斎藤幸士氏が発表した「FICCLe」。SNS(ソーシャルネットワーク)や位置情報サービス(Foursquare、30minなど)のメタメディアとして機能する。位置情報を伴う自分の活動履歴をデータベースに蓄積していく。例えば飲食店に入るとき、スマートフォン上で「チェックイン」して活動履歴を記録するが、それと同時に自分の履歴を飲食店に対しても公開可能とする。これによって、飲食店は過去の注文履歴などを参照し、サービスの向上に結びつけることができる。

 このFICCLeの技術上のポイントは、スマートフォンに対応したHTML5アプリケーション(Webアプリケーション)であること、そしてブラウザ上で動作しクロスドメイン通信を行うJavaScriptライブラリを開発したことである。既存サービスの情報をマッシュアップする際、サーバーから直接情報を取り出す方法では多くのサービスに対して認証プロセスを経由しなければならず、現実的ではない。だがブラウザの上で動くJavaScriptプログラムが、ユーザーが普段から利用している各種サービスの情報を取り出し、それを別サーバーに送信する形の、つまりクロスドメイン通信によるマッシュアップであれば、ユーザーに意識させることなく既存サービスの情報を活用できる。

電子書籍上で書き込みを共有

 5番目のアイデアは、Project LRが発表した「Layered Reading」。電子書籍リーダーで本や雑誌を読む際、コンテンツの上にもう1つの層(レイヤー)を重ね、そこに他のユーザーと感想や、アンダーラインなどを表示する。同じ本を大勢で感想を言い合いながら読書したり、アンダーラインによる強調を共有したりすることができる。ビジネスモデルとして、出版社にソフトウエアや決済機能やマーケティング情報を提供することを検討している。デモはMacOSの上で動くものだったが、米Appleがこの4月より販売予定のタブレット型デバイスiPad向けアプリの開発を検討している。

 以上5件のアイデアが披露された後、選考会が開かれ、「T-GAIA賞」を電子書籍で書き込みを共有する「Layered Reading」が受賞した。また、最優秀賞は2件のアイデアに同時に与えられた。「Layered Reading」とメタ位置情報サービス「FICCLe」である。ともにアイデアの将来性が高く評価された。最優秀賞には100万円の賞金が用意されていたが、折半となった。

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