図1●日次レポートの内容。最大4サイトとレスポンスを比較できる
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図2●ホームページを構成する要素ごとのレスポンスを表示する
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 日本コンピュウェアは2010年3月2日、Webサイトの性能に関する簡単なベンチマーク・テストの結果を無償提供するサービス「Gomezカスタムベンチマークツール」の開始を発表した。

 米コンピュウェアが2009年11月に買収した米Gomezの測定ツールを利用したもので、申し込みから7日間、計測したいサイトを最大4つのサイトと比較した日次レポートをメールで送信する。

 同サービスは同社の親会社である米コンピュウェアのサイトで提供する。利用するには、計測したいサイト1カ所と、比較したいサイト4カ所までを指定し、登録者のメールアドレスや氏名、連絡先などを記入する。1人で複数のレポートを登録することもできる。

 日次レポートには、ホームページへのアクセスが成功したかどうかと、ホームページが完全に表示されるまでにかかった時間が、各サイトについて記載される(図1)。登録完了画面で申し込むと、計測対象となるWebサイトの現在のレスポンス状況を詳細に表示する機能もある(図2)。

 日本コンピュウェアは、今回の無償サービスを、同社の性能管理ソリューション「Gomez adVantage」の販促につなげる考え。Gomez adVantageの導入を検討するユーザーに対しては、より詳しい性能分析レポート「Compuwareヘルスチェック」を無償提供する。