米Googleは米国時間2010年3月1日、オープンソースWebブラウザ「Google Chrome」のWindows向け最新ベータ版「4.1.249.1021」を公開したと発表した。Webページの自動翻訳機能の追加やプライバシ管理の強化などを施した。同社のWebサイトを通じて無償でダウンロードできる。
新版では、環境設定で指定している言語と異なる言語で書かれたWebサイトにアクセスすると、翻訳するかどうか尋ねるタイトルバーを表示する。「Translate」(翻訳する)ボタンをクリックすると、同社の翻訳サービス「Google Translate」の技術を利用して、そのページを自動翻訳する。別の言語への翻訳を指定することもできる。
プライバシ管理の強化については、オプション画面の「Under the hood」タブにある「Content settings...」で、詳細なプライバシ設定を行えるようにした。Webサイトごとに、クッキー、画像、プラグイン、JavaScript、ポップアップの処理について設定することができる。