PayPalのホームページ
PayPalのホームページ
[画像のクリックで拡大表示]

 米Facebookと米eBay傘下のPayPalは米国時間2010年2月18日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイト「Facebook」の決済システムに関する戦略的提携を発表した。

 Facebookはオンライン広告システム「Facebook Ads」の決済手段としてPayPalを追加する。PayPalが選択肢に含まれることにより、特に米国外の小規模な広告主にとって利便性が高まるとしている。

 また、ギフト販売サービス「Facebook Gift Shop」の商品やデータ、仮想グッズを購入する際に使う仮想通貨「Facebook Credit」の決済にもPayPalを採用する。Facebook Creditは現在、一部のゲームやアプリケーションに対象を限定してテストを実施している。

 Facebook決済業務担当ディレクタのDan Levy氏は、「Facebookが拡大するにつれ、各国や地域に応じた支払い方法を提供することがますます重要になっている。グローバルなオンライン決済事業を展開するPayPalと協力することで、これが可能になる」と述べた。PayPalプラットフォームおよび新興技術担当バイス・プレジデントのOsama Bedier氏によると、PayPalは190市場にわたる24種類の通貨をサポートしている。

[Facebookの発表資料]
[PayPalの発表資料]