ファミリーマートは2010年2月10日、デジタルサイネージ端末を導入して運用する実験を開始すると発表した。2010年5月から都内のファミリーマート20店舗で実施する。店外向けと店内向けの2面ディスプレイを採用し、表示内容を変えられるようにしている(図)。コンテンツは広告のほか、独自コンテンツや地域社会に役立つ情報を表示する。
独自コンテンツはニュースや芸能情報などで、産経新聞社とズノーが制作を担当する。地域社会に役立つ情報は、防災・防犯情報や、店舗周辺の地域情報を盛り込む計画だという。
デジタルサイネージ端末は、非接触ICチップのリーダーを備える。FeliCa対応の携帯電話機をかざすことで企画サイトへの誘導やポイントが貯まるサービス、クーポンの発行といったプロモーションを実施することができるという。
[発表資料]