中国Baidu(百度)は現地時間2010年2月9日、2009年第4四半期と通期の決算を発表した。第4四半期の売上高は12億6100万元で前年同期と比べ39.8%増加した。純利益は4億2790万元(希薄化後の1株当たり利益は12.27元)で同48.2%拡大した。
営業利益は4億6220万元で前年同期比51.7%増加。日本の事業に関する経費は4320万元で、希薄化後の1株当たり利益を1.24元押し下げることになった。
オンライン・マーケティングによる売上高は前年同期比39.8%増の12億6000万元。アクティブな顧客数は同13.2%増の約22万3000件で、1件当たりの売上高は同23.9%増の約5700元だった。
当期に提携パートナに支払った手数料(TAC)は2億190万元で、総売上高に対する割合は16.0%だった。
2009年通期の売上高は44億4800万元で前年比39.1%増加。純利益は14億8500万元(希薄化後の1株当たり利益は42.70元)で同41.7%増加した。営業利益は同46.3%増の16億500万元だった。日本事業関連の費用は1億6270万元にのぼり、希薄化後の1株当たり利益に4.68元の影響を与えた。TACは6億9770万元で、総売上高に対する割合は15.7%だった。
また、同社は2010年第1四半期の業績見通しについても明らかにした。売上高は前年同期比48~52%増加し、12億~12億3500万元の範囲になると予測した。
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