日本公認会計士協会は2010年2月1日、会員と準会員合計179人分の個人情報が漏洩したと発表した。

 漏洩したのは、2009年6月30日時点で同協会四国会に所属していた会員と準会員の氏名、生年月日、自宅の住所と電話番号などである。四国地域の定期会の出席者向け情報提供の一環として、四国会のWebサイトに会員住所録のPDFファイルを四国会が掲載。同協会が1月8日に削除するまで、5カ月以上にわたってPDFファイルを掲載し続けていた。

 これまでに漏洩した会員の個人情報は不正使用された形跡はないという。同協会は、「業務上情報管理の徹底が求められる公認会計士を指導・監督する立場にありながら、このような事案が発生し非常に遺憾。今後管理体制を強化し、再発防止の徹底を図る」としている。