pirkaで開発したGoogle App Engineアプリケーションの例(一覧画面)
pirkaで開発したGoogle App Engineアプリケーションの例(一覧画面)
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pirkaで開発したGoogle App Engineアプリケーションの例(データ更新画面)
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 オリエンタルアーツは2009年1月27日、同社がオープンソース・ソフトウエア(OSS)として公開しているpirka frameworkの新版1.05のベータ版を公開した。1.05では、Googleのクラウド・サービスGoogle App Engineに対応した。

 pirka frameworkは、標準的なHTMLとjavaでアプリケーションを記述できることが特徴のフレームワーク。JSPやXMLを使わないため、習得が容易であるという。HTMLに<FORM name="名称">のようにname属性を記述、サーバー側に同じ名称を持つjavaクラスを作成する、などの形でアプリケーションを記述する。

 従来のpirka framework上のアプリケーションは「多少の修正でGoogle App Engine環境に移行できる」(オリエンタルアーツ)としている。

 pirka frameworkの新版1.05の正式版は2010年2月に公開予定。オリエンタルアーツは、pirka向けのWebアプリケーション自動生成ツール「pirika IOP-tool」をOSSとして公開している(関連記事)が、pirika IOP-toolのGoogle App Engine対応版も2010年夏に公開を予定している。

 pirka frameworkおよびドキュメントは、pirkaの公式サイトからダウンロードできる。