NTTドコモの山田隆持社長
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レーベルゲートXperiaに提供する音楽配信サービス「mora touch」の画面
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 「Androidは世界中の開発者がアプリケーション作りに取り組んでおり、日々、進化している。今までにない、斬新なエンタテインメントを提供できる」。NTTドコモの山田隆持社長は2010年1月21日、「Android」OS搭載のスマートフォン「Xperia」の発表会でこう語り、「手のひらに載るコンピュータ」としての可能性をアピールした。

 Xperiaはソニー・エリクソン製のAndroidスマートフォンで、発売は4月。グーグルのWeb検索や各種のWebアプリケーションを容易に使えるほか、810万画素のカメラを使った顔認識技術など、ソニーのデジタルカメラ技術を搭載している(関連記事:「スマートフォン拡大のトリガー」,NTTドコモが新Android端末「Xperia」と独自アプリ・マーケット発表)。

 発表会ではドコモの山田社長のほか、Xperiaに音楽配信サービス「mora touch」を提供するレーベルゲートの佐藤亘宏代表取締役も登壇した。「Androidという日々成長する環境へ、成長するサービスを提供する」。佐藤氏はmora touchの意義をこう説明した。端末が備えるタッチ操作やAndroidは音声認識技術を使うことで、物理的なボタンなどにとらわれず、「これまでにない新しい環境、新しい楽しみ方をどんどん創造していける」と佐藤氏は強調した。