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MediaFLO利用の島根ユビキタス特区、デジタルサイネージ向け地域情報配信の実証実験

2010/01/20
田中 正晴=日経ニューメディア

 財団法人のしまね産業振興財団は、MediaFLO技術による携帯端末などに向けた情報配信の実験を展開する島根ユビキタス特区(周波数はUHF帯の62chを使用)において地域マルチキャストシステムの運用およびデジタルサイネージ向けの情報配信の実験を行う。

 実験では、広告・販売促進情報に限らず、行政情報や地域のイベント情報、地域の歴史情報など広告情報と地域情報を組み合わせた総合的な地域チャンネルとして情報配信を行う。

 デジタルサイネージ表示端末の設置場所については、地域住民が日常生活で往来することが多いスーパーを地域コミュニティの場ととらえて、実験対象地区にある地元スーパーである「みしまや学園店」の協力を得て、買物客など幅広い年齢層に向けて情報配信を実施する。

 実験の実施期間は、2010年1月20日〜1月28日。端末には、島根ユビキタスプロジェクトの実証実験に参画している日本サムスンの液晶ポスター表示システム「ハルヱとケイジ」32インチ型を8台、24インチ型を2台使用する。さらに7インチ型の小型デジタルフォトフレーム10台を使用する。

 デジタルサイネージからモバイルサイトへの誘導の検証を行うため、フェリカポケットマーケティングのリーダー/ライターを活用する。サイネージを見た視聴者が携帯電話機をかざすことで、モバイルサイトへの誘導を図り、アクセスログの解析を行う。

 しまね産業振興財団では、デジタルサイネージについて、県内中小企業が広告や販売促進などで簡単に利活用することができる方法について調査研究を行っている。都会とは異なる地域の実情に応じた情報配信方法、コンテンツ、サービスモデル、ビジネスモデルなどを検討する必要があることから、「島根ユビキタスプロジェクト推進協議会」に参画している企業と連携しながらこの調査事業を進めている。

 なお、実証実験の効果検証に関連しては、メディアラグからのアドバイスを得て、今後の地域におけるデジタルサイネージのコンテンツ開発などについて検討を行うことにしている。

[発表資料へ]

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