2010年1月19日、IANA(Internet Assigned Numbers Authority)がAPNIC(Asia Pacific Network Information Centre)に未使用のIPv4アドレスブロック二つを割り振ったことが明らかになった。APNICはアジア太平洋地域の地域インターネットレジストリ。IANAは、IPアドレスの割り振りや管理をしているICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)の一機能である。

 IANAが公開している「IANA IPv4 Address Space Registry」にある割り振り状況を参照すると、今回割り振られたアドレスブロックは、「1.0.0.0/8」と「27.0.0.0/8」の二つ。これで未割り振りのIPv4アドレスは残り24ブロックになり、総アドレス数に占める未割り振りのアドレスは10%を切った。