図●Nokiaが提出したUI Concept Proposal for Symbian^4
図●Nokiaが提出したUI Concept Proposal for Symbian^4
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 オープンソースの携帯電話向けソフトウエア・プラットフォーム推進を目的とした非営利団体Symbian Foundationは、英国時間2010年1月15日、フィンランドのNokiaが次期OS「Symbian4」向けユーザー・インタフェース(UI)のコンセプト「UI Concept Proposal for Symbian4」を提出したことを明らかにした。

 同コンセプトでは、米Google主導の「Android」や米Appleの「iPhone」に対抗しうるユーザー体験の提供に焦点を当てたという。現在、公開評価を実施中である。

 Nokiaが提出したドキュメント(PDF文書)によると、UI Concept Proposal for Symbian^4はすべてのアプリケーションに対応した共通の操作手法やレイアウト・パターンを実装し、ユーザーの操作手順を減らすなど、使い勝手を重視して機能を強化した。「Contacts」「Music」「Photos」「Applications」の4つのライブラリにいつでもアクセスできるようにしたほか、コントロール・パネルのデザインを変更し、自動保存機能を追加するなどした。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると、Symbian^4を採用したスマートフォンは2011年初頭に登場する見通し。

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