写真1●グーグルの「Nexus One」
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写真2●ソニー・エリクソンの「Xperia X10」
写真2●ソニー・エリクソンの「Xperia X10」
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 2010年1月7日に開幕する「2010 International CES」を前に、ラスベガス市内のホテルでは「Digital Experience!」と呼ばれる小イベントが開催されている。毎回開催されている同イベントは、CESの注目展示品や最近注目を集めているデジタル機器を集めたものだ。

 今回のイベントには、前日にグーグルが発表したばかりの「Nexus One」や、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが2009年11月に発表し、2010年前半から全世界で発売予定の「Xperia X10」が注目を集めていた。いずれもソフトウエア基盤としてAndroidを搭載するモバイル端末だ。

 グーグルのブースでは、Nexus Oneによる音声認識機能を実演してみせていた。端末に話しかけると、その内容を電子メールの文面として自動入力されるというものである。音声認識および文字変換はサーバー側で実行する。

 ソニー・エリクソンのブースでは、「Timescape」と呼ぶソフトウエアを実演していた。端末の操作を時系列に整理するソフトウエアで、過去にさかのぼってどのような写真を撮影し、どんな音楽を聴き、誰とメールをしたのか一覧できるソフトウエアである。メーカーが自由に画面をカスタマイズできるのも、Androidの特徴の一つだ。