SBIホールディングスは2009年12月25日、Webサイトの価値見積もりや買い取り事業を開始したと発表した。専用サイト「サイト流通ネット」で金融分野のサイトを中心に申し込みを受け付ける。

 サイト売買は、企業や事業の合併買収(M&A)に比べ投資額やリスクが少なくて済むことから、取引が活発になっている。すでにリース大手のオリックスなどがサイト売買の仲介に参入しているが、SBIは直接買い取りを手がける。

 サイトの売却を希望する事業者に対し、SBIが見積もりや商談、契約締結、代金支払いまで相対取引の買い取りサービスを行う。また売却ではなくサイト価値の向上を図る事業者向けに、コンテンツや広告モデルを提供する。これに加えサイトのメンテナンスなどの運営受託サービスも手がける。

■関連情報
・SBIホールディングスのWebサイト http://www.sbigroup.co.jp/