図●プレイオン・アドで提供するCMのイメージ。ここではCM中に登場するテレビ画面に駅伝の中継映像が表示されている。
図●プレイオン・アドで提供するCMのイメージ。ここではCM中に登場するテレビ画面に駅伝の中継映像が表示されている。
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 博報堂DYメディアパートナーズは2009年12月24日,バーチャル映像合成技術を活用し,CM中も番組コンテンツを中断しない広告手法「プレイオン・アド」を開発したと発表した。「ヤマザキ新春スポーツスペシャルニューイヤー駅伝2010」(2010年1月1日 8:30~,TBS系列28局ネットで放送)で,同手法を用いたCMが放送される。

 「プレイオン・アド」は,バーチャル映像合成技術を活用し,スポーツ中継などの生中継映像をCMで中断させずに,継続して視聴できるテレビ広告手法である。番組本編から広告,そして再び本編に戻る展開を番組本編の映像を途切れさせずに行えるため,「番組コンテンツとの親和性」と「広告表現の自由度」を両立した注目度の高い広告展開が可能だという。

 視聴者にとっては,CM放送中でもスポーツの生中継など試合の展開を視聴でき,バーチャル映像合成技術を活用したオリジナルCMも含めてコンテンツを楽しめるという。また広告主にとっては,CM中のザッピングを防ぐとともにインパクトのあるオリジナルCMを視聴者に提供でき,高い広告効果が期待できるという。