九州先端科学技術研究所とインスパイア,COMEL,シナジーメディアは2009年12月18日,「デジタルサイネージ福岡実験(総務省地域ICT利活用モデル構築事業)」を12月23日から開始すると発表した。福岡市内に設置した「まちなかサイネージ」と呼ぶデジタルサイネージ端末の導入効果を測定することが目的である。

 「まちなかサイネージ」実験では,COMELが福岡市内の駅や地下街などに設置しているデジタルサイネージ端末500台を利用して防災や観光の公共情報を提供し,その効果を測定する。そのうち20台のデジタルサイネージ端末には,シナジーメディアのICカード・リーダー「HONEYTOUCH」を設置して,「非接触型ICカードとデジタルサイネージの連動実験」も実施する。実験への参加を促すために,ICカード・リーダーへ携帯電話機をかざしてもらうことで参加者に景品をプレゼントする「タッチ&ゲット キャンペーン」を実施する。

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