ジュピターテレコム(J:COM)は2009年12月14日,「J:COM TV デジタルサービス」で提供するブルーレイディスク(BD)ドライブを搭載したセットトップ・ボックス(STB)「ブルーレイHDR(エイチ・ディー・アール)」の予約受付を同日に開始したと発表した。関西エリアは2010年1月下旬より,札幌と仙台,関東,九州各エリアでは2010年2月下旬より順次提供する。

 2011年の地上放送の完全デジタル化を控え,ハイビジョン番組が増加し,高精細テレビやBDが普及しつつあるなか,「長時間・ハイビジョン録画に対応できるBDドライブ内蔵STBへのご要望が多くの顧客から寄せられていた」という。このような背景から,J:COMはJ:COM TV デジタルサービスの加入者に対し,500Gバイトのハードディスク装置(HDD)とBDおよびDVD対応のレコーダーを搭載したブルーレイHDRを提供することにした。ブルーレイHDRの利用には,月額追加料金(2625円から)が必要になる。

 ブルーレイHDRは,H.264に対応しており,フルハイビジョン8倍の長時間録画を行うことができる。さらに2番組同時録画にも対応する。2010年4月以降には,パソコンや携帯電話機による外出先からの番組の録画予約を可能にする予定である。

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