日本IBMは2009年12月1日、TOTOと同社の情報システムの開発および運用保守におけるアウトソーシング契約を締結したと発表した。同日付でサービス提供を始めた。契約期間は2009年10月から2015年3月までの5年6カ月。契約金額は公表していない。

 アプリケーションの開発・保守、メインフレームやオープン系サーバーの運用保守、ネットワーク運用などを請け負う。システム企画については、引き続きTOTOのシステム部門が担当する。

 日本IBMは大阪府に構える自社施設「大阪南港データセンター」を使って、アウトソーシングサービスを提供する。サーバー資源を有効活用する「シェアード・ホスティング・サービス」を適用するほか、「CMMI」や「ITIL」といった、開発・運用にかかわるグローバル標準に準拠したプロセスやソリューションを適用し、サービスの効率化を目指す。