写真●「AVeL Link Player AV-LS700」(手前)のYouTubeコンテンツ検索画面
写真●「AVeL Link Player AV-LS700」(手前)のYouTubeコンテンツ検索画面
[画像のクリックで拡大表示]

 アイ・オー・データ機器は2009年12月1日,ネットワークメディアプレーヤーの新製品「AVeL Link Player AV-LS700」を12月下旬に発売すると発表した。価格は1万5700円(税抜き)である。

 DTCP-IPに対応しており,ホーム・ネットワーク内のHDDレコーダーなどDLNAサーバーにあるデジタル放送の録画ファイルを再生できる。また,AVCHDビデオ・カメラで撮影した映像やデジカメで撮影した画像の再生,YouTubeの動画再生にも対応する。ただしYouTubeの動画再生は,リスト表示される動画のうち映像符号化方式がH.264/AVCのもののみ,再生可能である。

 Windows 7のWindows Media Player 12が持つ「リモートプレイ」機能にも対応する。この機能を使うと,パソコン内やサーバーにある動画ファイルをパソコン画面上の操作で,メディアプレーヤーを使って再生できる。この機能は,例えば店頭のディスプレイに表示する動画をレジのパソコンから操作する,といった小規模なサイネージ用途で活用できるという。Windows Media Player 12では1台のメディアプレーヤーしか操作できないが「複数のメディアプレーヤーを1台のパソコンで操作できるようなソリューションを用意し,中規模なサイネージ用途に提供するようなビジネスも検討したい」(アイ・オー・データ機器)という。

 AV-LS700は,前モデル「AVeL Link Player AV-LS500」シリーズの上位機種となる。前モデルの「AV-LS500VX」で利用できた「アクトビラ」や「DMM.TV」などの動画配信サービスへの対応については,「2010年中にファームウエアのアップデートで対応することを検討している」という。

[製品紹介ページへ]