写真1●クリアスウィフトのWebセキュリティ・アプライアンス新版「Clearswift Web Appliance 2.0」の概要
写真1●クリアスウィフトのWebセキュリティ・アプライアンス新版「Clearswift Web Appliance 2.0」の概要
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●Webコンテンツのキャッシュ機能を搭載する
写真2●Webコンテンツのキャッシュ機能を搭載する
[画像のクリックで拡大表示]
写真3●クリアスウィフトのメール・セキュリティ・アプライアンス新版「Clearswift Email Appliance 3.0」の概要
写真3●クリアスウィフトのメール・セキュリティ・アプライアンス新版「Clearswift Email Appliance 3.0」の概要
[画像のクリックで拡大表示]

 クリアスウィフトは2009年11月24日,Webセキュリティ・アプライアンスの新版「Clearswift Web Appliance 2.0」を発表した。新版ではキャッシュ機能の追加などの拡張を実施する。標準搭載するウイルス対策およびフィルタリング機能と合わせて,企業のWeb利用におけるオールインワン・アプライアンスとしての機能を強化した。

 Clearswift Web Appliance 2.0は,Webトラフィックを走査してウイルス対策やURL/コンテンツ・フィルタリングを実施するアプライアンスである(写真1)。バージョン2.0では,閲覧したコンテンツをキャッシュする機能を追加(写真2)。同じく新機能として搭載するダウンロード時のファイル・サイズ制限と合わせて,ネットワーク負荷の軽減が可能になった。またURLフィルタリングのカテゴリを46種類から76種類に増やすことで,検知精度とルール設定の柔軟性を高めた。

 価格はオープン。参考価格は92万6800円(50ユーザー時)から。同年12月に販売を始める。

 なお同社は同日,ウイルス/スパム対策およびフィルタリング機能を標準搭載するメール・セキュリティ・アプライアンスの新版「Clearswift Email Appliance 3.0」も発表した(写真3)。解析対象にAdobe AIRファイルを追加するなど対応形式を従来の112種類から167種類に増やした。そのほか,ユーザーごとにホワイトリストを設定する機能を追加する。価格はオープン。参考価格は68万6800円(50ユーザー時,税抜き)から。販売開始は同年12月。