ジュピターテレコム(J:COM)は2009年11月24日,野村不動産とJ:COMエリアで野村不動産が新築する集合住宅においてJ:COMのケーブルテレビ受信設備を優先的に導入することについて,同日に業務提携契約を締結したと発表した。この業務提携により,J:COMグループが事業を展開する札幌・仙台・関東・関西・九州の各エリアにおいて野村不動産(住宅カンパニー)が新築する集合住宅にJ:COMのケーブルテレビ受信設備が優先的に導入される。

 これにより「各住宅のデジタル化へのスムーズな対応が可能となる」という。地上デジタル放送だけでなく,J:COMが有料で提供するケーブルテレビの多チャンネルサービス,インターネット接続,固定電話サービスをワンストップでご提供できる。J:COMはこれまでも,住友不動産や大京などと同様の業務提携を結んでいる。

 また今回の発表では,J:COMが集合住宅向けに販売を強化している「J:COM 緊急地震速報サービス」についても,集合住宅への導入第一号物件である「プラウド浦和仲町アクアフォーレ」(さいたま市)や「プラウド新浦安パームコート」(浦安市),「プラウド橋本」(相模原市)など野村不動産が分譲する新築物件への導入が複数決定していることが報告された。

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