マイクロソフトは2009年11月18日、インターンシップなどを通じて学生の就職活動を支援する「Microsoft 学生就職応援プログラム」を開始した。同社のWebサイトで「Microsoft Student Partners」(MSP)に登録した学生を対象に、アカデミックパック製品の無償提供やインターンシップ先の紹介を実施する。

 今回のプログラムには、NECラーニングやLunascapeなど11社のパートナー企業と学生派遣のデジットが参加。マイクロソフトでのインターンシップに加えて、パートナー企業あるいはデジットが紹介する企業でのインターンシップなど、多様な就業体験ができるようにしている。

 インターンシップの対象企業はMSPの「レベル」で決まる。MSPは学生の活動に応じて「レベルなし」「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」とレベルが上がる。マイクロソフトでのインターンシップ権を獲得できるのは、最上位のプラチナの学生である。以下、ゴールドではパートナー企業、シルバーではデジットの紹介する企業でのインターンシップが可能だ。アカデミックパック製品の無償提供はブロンズ以上で受けられる。

 プラチナを獲得するには、セミナーを企画・開催して延べ100人以上を集客する、マイクロソフト製品を使ってハイレベルなコンテンツを制作する、マイクロソフト主催の学生向け技術コンテスト「ImagineCup」に出場する、のうちいずれかの条件を満たす必要がある。マイクロソフトの伊藤信博アカデミックテクノロジー推進部部長は「マイクロソフトでは10人前後の受け入れを計画している」という。