[Web 2.0 Expo]Web 2.0 Expo NY開幕,逆境をバネに飛躍するサービスやガジェットが登場予定2009年11月16日(米国時間),米国ニューヨークで米O'Reilly MediaとTechWebによる開発者向けイベント「Web 2.0 Expo New York 2009」が開幕した(写真1)。テーマは「The Power of Less」。人員や予算の縮小で昨今の世界不況をしのぐだけでなく,それを好機にスマートなサービスやガジェットを創造すべきというメッセージが込められている。19日までの4日間で,スタートアップのWebサービスや老舗IT企業が,挑戦的なサービスやガジェットを披露する予定だ。 初日の16日は,Web開発者向けのチュートリアル講演が中心。17日に基調講演が,18日に展示会がそれぞれ始まる(写真2)。基調講演は,O'Reilly Media創業者兼CEOのTim O'Reilly氏やソーシャル・ニュース・サイトを運営する米DiggのCEOであるJay Adelson氏などが登壇。展示会出展企業には,ネットワーク図やフローチャートのWebサービスDrawAnywhere.comのようなスタートアップ企業が多く名を連ねる中,米IBMや米Microsoftのような老舗IT企業もブースを構える。 目を引くのは,日スウェーデン合弁のSony Ericsson Mobile Communicationsブース。同社の開発者向けサイトで,この11月4日に発表したばかりのAndroid搭載スマートフォン「Xperia X10」(関連記事)の出展を予告している。さらに今ExpoのテーマであるPower of Lessはスマートフォンやシン・クライアントを示すキーワードでもあるだけに,Xperia X10以外にも目新しいガジェットの出展が予想される。 なおチュートリアル講演では,PHPプロジェクト創始者のRasmus Lerdorf氏が「Simple is Hard」と題したセッションでWebアプリケーション全般のパフォーマンス・チューニングとセキュリティ対策を解説(写真3)。Webアプリケーションのボトルネックは8割から9割がフロントエンド,つまりWebサーバーにあるとし,Siegeなどのテスト・ツールを駆使して無駄なパス指定やインクルードを削除するといった最適化手法を披露した。またセキュリティ対策では,XSS(クロスサイト・スクリプティング)脆弱性への対処を中心に基本的な対策を指南。開発言語に依存しない汎用的な内容に,会場の開発者は熱心に聞き入っていた。 キーワード
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