松江市としまねOSS協議会は2009年11月4日,「松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト2010」に参加するビジネスプランの募集を開始した。一般部門と学生部門の2部門で全国から募集する。

 「松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト」は,松江市としまねOSS協議会が設立した「松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト実行委員会」が開催するコンテスト。2008年に第1回が開催され,今年が2回目となる。

 松江市はオープンソースのプログラミング言語「Ruby」の作者まつもとゆきひろ氏が同市に在住していることから,オープンソース・ソフトウエア(OSS)による地域振興を図る「Ruby City Matsue」プロジェクトを推進している。しまねOSS協議会は島根県の産官学による,オープンソース・ソフトウエアによる地域振興を推進する団体である。

 「オープンソースのビジネスモデルは未知数の部分が多く,ビジネスプランを募集・審査し,優秀なプランを表彰することにより,この分野におけるビジネスの可能性に光を当て,オープンソース活用の気運のさらなる醸成を図る」(オープンソース活用ビジネスプランコンテスト実行委員会)。

 ビジネスプランの応募は2010年1月12日まで。募集要項や応募用紙は松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト2010のホームページで配布している。