マイクロソフトは,東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2009」展示会に,小規模オフィス/家庭用のサーバー・ソフト「Windows Home Server」を出展している。展示ブースでは,ハローキティのドールハウスを使って,同ソフトでホーム・ネットワークを構築した生活のイメージを紹介している(写真)。

 ドールハウスにはサーバーと複数台のPC,デジタル・フォトフレーム,Xbox 360などが置かれている。ネットワークに接続したPCやデジタル・フォトフレームで画像ファイルを共有できることや,PCからXboxにアクセスできることなどが視覚的に理解できる。

 同社が10月22日に発売した最新OS「Windows 7」も,ホーム・ネットワーク機能を備えている。Windows 7とWindows Home Serverのすみ分けについて,マイクロソフト サーバープラットフォームビジネス本部 Windows Server製品部 エグゼクティブプロダクトマネージャーの林憲一氏は,「Windows 7は軽さが売りものなので,ノートPCやネットブックで使う人が多いと思う。だが,ホストPCを持ち出してしまうとホーム・ネットワーク機能は使えなくなる。Home Serverは,家庭やオフィスにデータやネットワークを据え置く人に向けたものだ」と説明した。

 ちなみに,ブログやTwitterで紹介する目的で展示ブースのキティハウスを撮影すると,Windows Home Serverキティちゃんがプレゼントされる。

写真●マイクロソフトの展示ブース内に設置されたWindows Home Serverのあるハローキティドールハウス
写真●マイクロソフトの展示ブース内に設置されたWindows Home Serverのあるハローキティドールハウス
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