写真●SkyはPC資産管理ソフト「SKYSEA Client View」新版を展示
写真●SkyはPC資産管理ソフト「SKYSEA Client View」新版を展示
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 SkyはITpro EXPO 2009展示会(10月28~30日に東京ビッグサイトで開催)で,今月末に出荷を始めるPC資産管理ソフト「SKYSEA Client View」の新版「Ver.4.1」を展示している(写真)。新版では,情報漏えいの原因になりやすいUSBメモリーの利用をきめ細かく制限できるようにした。

 具体的には,(1)USBメモリーの書き込みだけを禁止,(2)ユーザーのログイン・アカウントごとにUSBメモリーの利用を許可または禁止,(3)SKYSEA Client ViewをインストールしていないPC(自宅のPCなど)で書き込んだファイルに関してだけ読み出しを禁止,などができる。USBメモリーをユーザー認証用のセキュリティ・トークンとして使えるようにする機能も追加した。旧版では,PCごとにUSBメモリーの利用をすべて禁止したり,登録済みのUSBメモリーだけの利用を許可したりする機能しかなかった。

 SKYSEA Client Viewは,PCのインベントリ情報の収集や操作ログの記録,ソフトウエア配布などの機能を持つ資産管理ソフト。ITに馴染みがないシステム管理者でも扱いやすくするため,管理ソフトでGUIを駆使して使いやすさの向上を図っているのが特徴である。展示ブースではPCをずらりと並べ,実際の使い勝手の良さを訴求していた。

 価格は,PCのリモート操作などの機能を省いたLight Editionが100ユーザーで99万円(税抜き)。ログイン・アカウントごとのUSBメモリーの制限など,利用する際に別途オプション料金が必要な機能もある。