写真1●PFUが展示・デモしているScandoc Pro for SharePoint
写真1●PFUが展示・デモしているScandoc Pro for SharePoint
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 PFUは「eドキュメントJAPAN 2009」のブース内で,2009年10月30日より出荷を始めるドキュメント管理システム「Scandoc Pro for SharePoint」を展示し,デモンストレーションを実施している(写真1)。同製品は,スキャナで読み取ったデータをマイクロソフト製のグループウエア構築用ソフトウエア「SharePoint Services(WSS)」を使って保存し,PFUの専用ソフト「KnowledgeLake」を使った文書の検索や出力などを可能にするパッケージ製品だ。

 PFUの専用ソフトは,スキャンする文書から特定の情報を抜き出せるのが特長。例えば,バーコードが付随した納品書をスキャンして,バーコード・ナンバーだけを保存する。任意のキーワードを付けてSharePointへ保存することで,のKnowledgeLakeからの一括管理が可能になる。

 ブースには,同ソフトウエアとスキャナを使ったシステムを展示している。デモでは,スキャナを使い様々な伝票や業務文書をスキャンし,保存・加工するといった作業が体験できる。文書が汚れていれば自動補正して読み込んだり,一部が破損した用紙であれば破損した部分を取り除いた状態で保存したりができる。

 Scandoc Pro for SharePointは,PFUが開発したインストーラにより一括インストールが可能だ。WSSの知識は特に必要ないという。価格は,Scandoc Pro for SharePointのクライアント・ライセンスが105万円である。