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 日経BP社が主催する企業向けICTソリューションの総合展示会「ITpro EXPO 2009」が10月28日,東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。今回は「明日を拓くICTソリューションが一堂に」をテーマに,まもなく始まる景気回復期において弾みをつけるべく,企業システムを強くするさまざまなICTソリューション選択/導入のポイントを展示している。

 ITpro EXPO 2009は,2009年9月から12月まで約100日間にわたって展開している総合イベント。WebサイトやIT関連の雑誌(日経コンピュータなど9誌)を含め,クロスメディアでコンテンツを展開している。このイベントの核となるのが,東京ビッグサイトで始まったこの展示会だ。167社の企業・団体が出展。併せて,130を超える専門セミナーを開催する。

 今回の展示会場では「エンタープライズ・クラウド」「Windows 7」「国際会計基準」「デジタルサイネージ」「仮想化」「ビジュアル・コミュニケーション」「システム運用管理」「ビジネスインテリジェンス」という8つの主要テーマを掲げるパビリオンを用意している。メインシアターでは,ITproや各誌の記者が「名物記者のトレンド解説」「話題の特集を語る」「調査報告」といった講演をする。そのほか,識者やキーパーソンによる「トークパネル」「トークスペシャル」「ミニトーク」などがある。

 また,今回の展示会では「EXPO AR」という新しい試みに挑戦している。EXPO ARは最新のAR(Augmented Reality:拡張現実)技術を活用して,楽しみながら展示会情報が得られるというもの。ツアー用に用意したヘッドマウント・ディスプレイやスマートフォン,パソコンなどで最新のAR技術を体感できる。

 会期は10月28日(水)~10月30日(金)の3日間。来場者は6万人を見込んでいる。