中国最大手の検索サイト「Baidu」を運営する中国バイドゥは2009年10月26日、2009年7~9月期の業績を発表した。売上高、営業利益、純利益ともに前年同期比4割増と好調を維持している。

 売上高は12億7870万元(1億8730万ドル)で前年同期比39.1%増、営業利益は5億2140万元(7640万ドル)で同41.6%増、純利益は4億9290万元(7220万ドル)で同41.7%増。日本関連事業の運用コストは4060万元(600万ドル)だった。

 業績を伸ばした背景として、会長兼CEOのロビン・リー氏は、企業の検索連動型広告へのマーケティング予算が拡大したこと、広告主の7割が「Google AdWords」と同様の新広告プラットフォーム「Phoenix Nest(フェニックス・ネスト)」への移行を完了したことなどを挙げている。