中国の検索エンジン大手Baidu(百度)は現地時間2009年10月26日,同年第3四半期の決算を発表した。売上高は12億7870万元(約1億8730万ドル)で前年同期と比べ39.1%増加した。純利益は4億9290万元(約7220万ドル)で同41.7%拡大した。希薄化後の1株当たり利益は14.14元(約2.07ドル)となる。

 営業利益は5億2140万元(約7640万ドル)で前年同期比41.6%増加した。日本の事業に関連する経費は4060万元(約600万ドル)で,希薄化後の1株当たり利益に1.17元(約0.17ドル)の影響を及ぼした。

 オンライン・マーケティングによる売上高は12億7820万元で,前年同期に比べ39.2%増加した。アクティブな顧客数は同11.3%増の約21万6000件で,1件当たりの売上高は同25.5%増の約5900元だった。

 当期に提携パートナに支払った手数料(TAC)は1億9620万元で総売上高に対する割合は15.3%だった。

 また同社は,2009年第4四半期の業績見通しについて,売上高を前年同期比32~36%増の11億9000万~12億3000万元と予測した。

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