米Googleは米国時間2009年10月26日,検索時に友人/知人のコンテンツを見つけやすくする実験的機能「Google Social Search」の提供を開始した。実験的機能の紹介サイトでGoogle Social Search欄の右側にある「Join this experiment」(この実験に参加)をクリックすると利用できる。同日中に全ユーザーが実験に参加できるようになる見通し。

 Social Searchは,Googleが持っているユーザー相関情報に基づき,検索結果の中からユーザーと関連性の高い項目を選び出す。友人/知人の書いたプログや「Twitter」のつぶやきなどの項目は,検索結果ページの下部に設けた「Results from people in your social circle」(お知り合いに関する検索結果)セクションにまとめて表示する。検索結果ページ左上の「Show options」(検索ツールを表示)をクリックして「Social」(ソーシャル)を選ぶと,友人/知人に関する項目だけを確認できる。

 ユーザーの相関情報は,Googleのユーザー・プロファイルに入力されたTwitterや「FriendFeed」のフォロー先,各種リンク,「Gmail」のアドレス帳などから抽出する。Web対応RSSリーダー「Google Reader」で購読しているRSSフィードの配信サイトも対象にする。

 ユーザーのプロファイル情報を参照するため,Social Search利用時には「Google Account」でサインインする必要がある。

[Google公式ブログへの投稿記事]