写真1●新日本石油の西尾進路代表取締役社長
写真1●新日本石油の西尾進路代表取締役社長
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●公開された実証実験設備
写真2●公開された実証実験設備
[画像のクリックで拡大表示]

 新日本石油は2009年10月23日、電気自動車(EV)充電インフラを構築、運用する実証実験用の設備を公開した。公開に伴って開催された披露式で、新日本石油の西尾進路社長は、「電気自動車を普及させるに充電インフラの整備が不可欠。サービスステーション(SS)を軸とする情報配信サービスも重要になる」と、実験の意義を強調した(写真1)。NECと日本ユニシスが関連するシステムを開発する。

 公開したのは、神奈川県川崎市にあるENEOS系列のサービスステーション「Dr.Drive小杉店」である。EV用の急速充電器と、NECの料金支払い機を設置した(写真2)。料金支払い機については、今後NECがEV充電用に改良する。またEV充電サービス用のPOSシステムも開発する。

 日本ユニシスが開発した、EV向け情報配信サービスを、これらの機器やシステムと連携させる。情報配信サービスとは、充電設備を備えたサービスステーションの位置情報や空き情報をカーナビや携帯電話向けに配信するものである。

 新日本石油は同様の実験用設備を、神奈川県内だけで10カ所のサービスステーションに設置する。全国では22カ所になるという。近隣住民に貸し出したEVに充電サービスを提供し、課題や問題点を洗い出す。

 披露式には、神奈川県の松沢成文知事、NECの矢野薫代表取締役執行役員社長、日本ユニシスの原田陽一常務執行役員らが出席した。