ソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)国内最大手のミクシィは10月15日、SNS内で遊べるゲームなどの「ソーシャルアプリケーション」を開発するベンチャー、Pikkleに出資したと発表した。取得価額は約1億3999万円。ミクシィは8月にSNS内でソーシャルアプリを集めた新サービス「mixiアプリ」を立ち上げており、Pikkleへの出資は同事業拡大の一環となる。

 Pikkleは2005年に設立。「Flash」技術を利用して携帯電話向けに動画を使ったアプリの開発を手がけ、2009年8月にはmixiアプリでゲームの配信を始めている。

 ミクシィはこれに先立つ4月、mixiアプリの開発者を資金面で支援するファンドを立ち上げており、Pikkleへの出資はこのファンドを通じて行った。10月15日付けでPikkleの第三者割当増資を引き受け、同社発行済み株式の20%に相当する385株を取得した。増資により、Pikkleの資本金は7750万円から1億4749万円に拡大した。

■関連情報
・ミクシィのWebサイト http://mixi.co.jp/
・PikkleのWebサイト http://www.pikkle.com/