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 ノルウェーのOpera Softwareは現地時間2009年10月14日,Webブラウザ「Opera」にサーバー機能を持たせてオンライン・アプリケーション・プラットフォーム化するソフトウエア「Opera Unite」のベータ版をリリースした。次期Webブラウザ「Opera 10.10」のベータ版とともにWebサイトで無償ダウンロード提供している。

 Opera UniteはOperaをサーバーのように機能させ,インターネット経由でほかのWebブラウザと連携したり,データを交換したりするアプリケーションを動かせる。Opera Uniteを有効化しているパソコン内のファイルに外部からアクセスできるため,交換用のデータをインターネット環境に置く必要がない。アプリケーションは,通常のWebアプリケーションと同じようにHTMLやCSS,JavaScriptで作れる(関連記事:パソコンや携帯電話をサーバーに,Operaが新ソフト「Opera Unite」を発表「OperaをWebサーバーにする機能は次期版で」、日本オフィスが解説)。

 Opera 10.10のベータ版に付属する主なOpera Uniteアプリケーションは,ファイル共有「File Sharing」,音楽共有「Media Player」,画像共有「Photo Sharing」,掲示板「Fridge」,Webサーバー「Web Server」。そのほかの各種アプリケーションはWebサイトで入手可能。

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