米Googleは米国時間2009年10月12日,Webベースの統合オフィス・アプリケーション・サービス「Google Docs」で共有フォルダ機能の提供を開始した。また,複数のファイルを一度にまとめてアップロードできるようにした。

 Google Docsの共有フォルダは,内部の全ファイルのアクセス権をユーザーの指定した特定グループに与える。共有フォルダに追加したファイルは,自動的に共有状態となる。読み取り専用のアクセス権も設定可能。Googleは,複数の文書で共同作業する際に便利な機能だと説明している。

 これまでGoogle Docsにファイルをアップロードする場合,ファイルを1つずつ指定して操作しなければならなかった。複数ファイルの同時アップロードが可能になったため,文書処理の環境をパソコンからクラウドに移行する作業が省力化するという。

[Google公式ブログへの投稿記事(その1)]
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