法人向けに動画配信支援サービス「ビムーブVIDEO」を提供するベンチャー企業、ビムーブは2009年10月9日、総額3900万円の第三者割当増資を実施したと発表した。引き受け先はインテック・アイティ・キャピタルと三生キャピタルで、それぞれ2000万円と1900万円を出資した。

 調達金の約半分を資本金に加え、資本金は6775万円になった。資本準備金を含めた総額は1億2850万円。調達した資金は、ビムーブVIDEOの開発および営業の増員に充当する。

 ビムーブは2007年7月設立。2008年4月に開始したビムーブVIDEOは、企業向けにパソコンと携帯電話向け動画配信支援サービスを月額5万円のSaaS型で提供するというもの。導入のしやすさと品質が支持され、三井不動産販売やセガ、多摩美術大学など1年半で113社の導入実績がある。