「ITU TELECOM WORLD 2009」の展示会場入り口で存在感を示しているのが,中国の大唐(Datang)による「TD-SCDMA」関連の出展だ。大きな看板を掲げて,始まったばかりのTD-SCDMAによる新サービスおよび製品,技術をアピールしている(写真1)。

 同社のブースにいた携帯電話の基盤設計の子会社の社員によると,中国移動(チャイナ・モバイル)が始めたTD-SCDMAサービスは100都市以上に広がっており,加入者数は数百万,端末数はネットブックや電子書籍などを含めると数百機種に上るという(写真2)。

写真1●大きな看板で「TD-SCDMA」を強調する大唐のブース
写真1●大きな看板で「TD-SCDMA」を強調する大唐のブース
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写真2●ブース内には数多くの端末がずらりと並ぶ<br>中国国内では既に数百端末があるとも言われる。
写真2●ブース内には数多くの端末がずらりと並ぶ
中国国内では既に数百端末があるとも言われる。
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