写真●「マイクロソフト大手町テクノロジーセンター」オープニング・セレモニーのテープカット, 左から日立製作所 執行役常務の北野昌宏氏,マイクロソフト 代表執行役社長の樋口泰行氏,大日本印刷 取締役の小槙達男氏,東京工業大学の松岡聡教授
写真●「マイクロソフト大手町テクノロジーセンター」オープニング・セレモニーのテープカット, 左から日立製作所 執行役常務の北野昌宏氏,マイクロソフト 代表執行役社長の樋口泰行氏,大日本印刷 取締役の小槙達男氏,東京工業大学の松岡聡教授
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 マイクロソフトは2009年10月6日,中小ITベンダーの製品開発やユーザー企業のIT戦略策定を支援する施設「マイクロソフト大手町テクノロジーセンター」を開設(関連記事)。パートナーやユーザー企業の関係者を招いたオープニング・セレモニーを開催した(写真)。

 マイクロソフトの樋口泰行代表執行役社長(写真左から2人目)と,同センターの開設に協力した日立製作所 執行役常務の北野昌宏氏(写真左)および東京工業大学の松岡聡教授(写真右),ユーザー企業を代表して大日本印刷 取締役の小槙達男氏(写真右から2人目)の4人がテープカットを行った。

 同センターは,東京都千代田区大手町の「大手センタービル」内に開設された。セレモニーに登壇したマイクロソフトの樋口氏は,「当社の企業ユーザーの7~8割は大手町エリアにいる。ユーザーと物理的に近づくことで,ビジネス上のつながりも強化したい」と述べた。

 さらに,樋口氏は同センターへの投資は「当社がエンタープライズ・ビジネスに対して本気であるという姿勢を,企業ユーザーにアピールする狙いもある」と強調した。「ソフトウエア・ベンダーが作った施設でありながら,センターにはサーバー300台,ワークステーション300台,ストレージ容量500テラ・バイトと充実したハードウエアを備える。10万ユーザー規模のExchange Server環境を10~15社が同時に検証できる」(樋口氏)という。