米Googleは米国時間2009年10月5日,モバイル向け広告サービスの強化を発表した。同社のコンテンツ連動型広告サービス「AdSense」を導入しているモバイル・サイト運営者は,スマートフォンなどのハイエンド機の大型ディスプレイに対応した広告を掲載することができるようになる。

 従来のモバイル向けAdSenseでは,より小さいサイズの画像あるいはテキスト広告しか掲載できなかった。スマートフォン向けに最適化したJavaScriptスニペットにより,パブリッシャは従来より多くの広告サイズから選択することができる。

 特にハイエンド機向けモバイル・サイトを運営しているパブリッシャは,AdSenseコードのデバイス・タイプを「iPhone and other high-end devices only(iPhoneなどのハイエンド・デバイス向け)」に設定するとよい。

 ハイエンド機も含めてすべてのデバイス・タイプをターゲットにしているパブリッシャや,Webサイトを変更できないパブリッシャは,AdSenseコードを変更する必要はない。Googleがユーザーのデバイスを自動的に検出し,ハイエンド機であれば,大きいサイズの広告ユニットを配信する。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]