SBIベリトランス子会社のSBIチャイナブランディング(東京都港区)は2009年10月1日、中国進出を狙う日本企業向けサービス「中国商標プロモーションパック」の提供を開始した。中国商標登録代行サービスと中国最大手の検索サイト「百度(Baidu)」の検索連動型広告をパッケージ化したもの。

 中国における商標登録は通常、受付番号の取得で2~3カ月、正式取得まで2~3年かかるが、申請後、全く使用していなかったり、第三者企業や商標認定機関による異議申し立てがあったりすると、取り消されてしまうリスクがある。こうしたリスクを回避するため、同プロモーションパックでは商標申請とBaiduでのブランド露出を一括で行う。

 料金は、中国語でのブランド名が決まっている場合、商標確認代行費用、商標申請代行費用を含め12万円から。中国語でのブランド名が決まっていない場合は別途10万円が必要になる。Baiduへの3カ月間の検索連動型広告の出稿費用は、SBIチャイナブランディングが負担するという。

 SBIチャイナブランディングは2009年1月から中国商標登録代行サービスを提供してきた。