米McAfeeと米Adobe Systemsは米国時間2009年9月28日,企業向けデータ・セキュリティ・ソリューション提供を目的とする戦略的提携を結んだと発表した。総合的な情報漏えい対策(DLP)/デジタル著作権管理(DRM)ソリューションを顧客に相互提供していく。

 両社はMcAfeeのデータ分類技術とAdobeの文書保護技術を組み合わせ,知的財産や保管の必要な情報といった重要データを守るソリューションを実現させる。ポリシー・ベースの保護設定が可能で,データを自動的に分類して手間なく適切な管理が行えるという。

 またMcAfeeはこの提携の一環として,AdobeのWebサイトで「Adobe Reader」「Adobe Flash Player」をダウンロードする際に,無料セキュリティ診断ツール「McAfee Security Scan」も一緒に取得できるようにする。

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