IMJモバイルのアンケート調査によると、過去1年間にインターネット通販を利用した人のほぼ半数が携帯電話向けサイトで1回1万円以上の買い物をしてもよいと考えており、実際に4割が1回に1万円以上使ったことがある。

 パソコン向けサイトでは9割弱の人が過去1年間に1回1万円以上の買い物をしており、8割が今後1万円以上を使ってもよいと考えている。携帯電話ではパソコンに比べ高額の買い物をする人が少ない傾向にあり、IMJモバイルでは携帯向け通販は成長段階にあると分析している。

 ネット通販で購入した商品は書籍/CD/DVD(93%)が最も多く、以下は服飾雑貨(77%)、衣料品/下着(73%)と続く。イベントのチケットや書籍/CD/DVD、衣料品/下着については、4分の1の人が最近1年間に4回以上購入している。

 最近1年間で購入回数が増えた商品を聞くと、書籍/CD/DVDが最も多かった。パソコンからの購入については45%の人が増えたと回答し、携帯電話についても24%がそう答えた。携帯電話についてはほかに衣料品/下着、チケットの購入が増えたという回答も約2割にのぼった。

 ショッピングサイトに対する要望としては「商品の細部まで画像で見たい」(97%)がトップ。高画質画像の配信に耐えられる通信環境の整備などが進めば、ネット通販は携帯電話を中心により成長すると、IMJモバイルはみている。

 調査は9月7―8日にインターネット上で実施した。有効回答数は314。日本の推計人口をもとに各年代の男女から回答を集めた。

■関連情報
・IMJモバイルのWebサイト http://www.imjmobile.co.jp/