米Googleは米国時間2009年9月25日,「Google Sites」で作ったWebサイトのデータに対し,外部のアプリケーション経由でさまざまな操作や処理を実行できるようにするAPI「Google Sites Data API」を公開した。

 このAPIにより,Google Sitesで作ったWebサイト(Google Site)に対し,コンテンツ取得や作成,修正,移動,削除といった操作が実行できる。Google Siteの変更履歴を確認することもできる。例えば,社内の顧客情報管理アプリケーションから自動的にサイトにデータをアップロードする仕組みや,「Microsoft SharePoint」「Lotus Notes」とデータを連携させるアプリケーションなどを開発できる。また,Google Siteをオフライン環境で修正したり,バックアップをとったり,といった用途にも使えるという。

 Google Sites Data APIは,企業向けオンライン・アプリケーション・サービス「Google Apps」の契約者向けの機能であり,「Google Apps Standard」「同Premier」「同Team」「同Education」「同Partner」の各エディション(米語版)で利用できる。

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